オール電化のデメリット

  電力会社の主張 ガス会社の主張
停電に弱い 停電回数は、年に0.18回(東京電力)大震災では、電気が一番早く復旧むしろ災害に強いといえる。 熱源・動力源とも電気に頼ると停電時まったく使えない。

IH は「Induction heating(電磁誘導加熱)」を意味します。天板の下にあるコイルから発生する電磁線が鍋底に電流を生じさせ、金属の電気抵抗により熱が発生するという仕組みです。鍋そのものが発熱するので熱効率がいいといわれています。炎がないのが最大の特長。

  電力会社の主張 ガス会社の主張
炎がない ふきこぼれによる立ち消えがない。洋服などの着火の危険がない。 炎がないので火加減の調整になれるのに時間がかかる。火であぶる調理ができない。
掃除が楽 トッププレートは、一拭き掃除。上昇気流が少なく、油などとびちりの汚れが少ない。 ガラストップレンジなど掃除のしやすさに対応。魚焼きも水を使わず焼き切るため、お手入れも簡単。
火力 パワー十分。熱効率に優れている。 以前は、IHの方が短時間でお湯が沸くとされてきたが天然ガス(13A)は、旧ガスに比べ、2.2倍の熱量がある。むしろパワーでは、負けてない。
使えない鍋 最近は対応している鍋も増え、安価にはなってきた。 IHでは、土鍋・ガラスポットは使えない。鉄・ステンレスも下がフラットでないと使えない。中華鍋など、料理好きの方には、むいてないかも。
電磁波 他の家電もほとんどのものが電磁波を出している。国内外のガイドラインを大幅に下回る数値。 心臓ペースメーカー装着の人に影響があるほど電磁波を発生させる。健康被害のおそれがある。

■結論として・・・

いろいろと比較してみますと、「選択は、好みのレベル」というところかもしれません。一般的には、イニシャル・コストとしてはIHが高く、ガスコンロはお手軽ですが、ガスの場合配管工事代がかかってきます。IHに伴う電気工事代もかかりますが、ガス配管工事代のほうが一般的には高くつきます。工事費用は、配管経路や距離も各現場で異なりますから一概には言えませんが。

また使われる方によってはお料理にこだわりがある方には、ガスコンロがむいているかもしれませんし、小さなお子様や高齢者がいるご家庭は、オール電化向きなのかもしれません。

大切な事のひとつに「ランニング・コスト」=光熱費と「イニシャル・コスト」=最初にかかるコストとのバランスです。いくら光熱費が安くなっても、初期の費用が高くては「いったいいつになったらペイ出来るんだろうか」と心配になってきます。但しお客様が工事をする目的は、ランニングコストが下がる事も勿論ですが、工事費を投資して得られる生活の機能性のUP・快適性も当然ありますから、最初に書いた様に「選択は、好みのレベル」に落ち着くのかもしれません。

■補足

エコキュートは、発売当初国からの補助金が、ノーマル電気温水器とエコウィルの差額分の約50%先着順で支給されてきました。結果エコキュートが全国に普及した原因のひとつでもあります。但し今現在は、約5万円まで下がっています。また先着順から抽選にかわっています。以前の様に国からの補助金はあまり期待出来ません。またエコウィル(天然ガス)も国からの補助金対象商品になります。詳細が分かり次第お伝えしてゆきたいと思います。

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